【業界用語】車上渡しと置き場渡し

発電機買い取り

車上渡しと置き場渡しの作業分担表

ここでは取引の流れをシンプルにするため
車上渡し・置き場渡しとも現地車上渡し、現地置き場渡しとして説明します。

発電機や機械の中古売買をもとに以下の説明をしていますので
業界や売買対象物が異なる場合には、作業所掌も変わる場合がございます。

車上渡しの場合

搬出までの役割売り手買い手備考
搬出準備×積込場所への移動やアンカーボルト取り外し
レッカー準備×重量物をトラック荷台に載せるラフタークレーンの手配
輸送手配×売買対象物を荷受け後に指定場所まで輸送

置き場渡しの場合

搬出までの役割売り手買い手備考
搬出準備×積込場所への移動やアンカーボルト取り外し
レッカー準備×重量物をトラック荷台に載せるラフタークレーンの手配
輸送手配×売買対象物を荷受け後に指定場所まで輸送

表の注釈
〇がついている項目が役割として費用と手配を負担します。
置き場渡しは売り手側の搬出工事の手間なく売却が可能です。

買取価格について
手間と搬出費用を買い手が負担する分、価格面では
車上渡し>置き場渡しになります。

例えば、現地車上渡しで100万円の買取評価がある発電機を
撤去・搬出も買い手が負担する場合(100万円-搬出経費)=現地置き場渡し
となります。

発電機の更新工事がある、ビルの取り壊しがあるなど
搬出工事に重複する箇所がある場合は、売り手からみて
車上渡しとした方が手間と価格の両立が図れます。

車上渡しと置き場渡しとは?

発電機をはじめ、
設置されている機械などの売買に用いる用語です。

車上渡しとは

売り手負担のもと、買い手が用意するトラックへ
積み込むまでの条件を指します。

売り手が負担する費用は
機械の搬出費用
レッカー費用
などです。

買い手が負担する費用は
トラックを現地まで手配・運搬する費用
積込された以降の費用

置き場渡しとは

買い手負担のもと、機械の搬出費用、レッカー費用を含み
作業を実施します。

売り手側は、撤去作業に伴う手配の負担なく
買い手側が全ての搬出作業を実施します。

指定先での車上渡しもある

厳密には
どの場所で車上渡しとするか、〇〇車上渡しと付けられます。

例えば、買い手が指定した横浜港まで運んで欲しいとしたケースでは

横浜港車上渡し=搬出~輸送まで売り手負担~荷下ろしを買い手側で手配する

売り手の土場で引き渡しをする場合には、現地車上渡しとなります。

売却に伴う注意点①(電気工事)

電気工事は置き場渡しの条件でも、売り手側が行う必要があります。

理由は
買い手側は、その設備が施設の何と電気が繋がっているか
切断した時に影響が出るのか、把握できないため、売り手側に
出入りしている電気工事業者へ、切断手配を行い
撤去に伴うトラブルを予防します。

売却に伴う注意点②(各種申請)

大型発電機の場合には、燃料貯蔵量により危険物保管の届け出や
ばい煙に伴う設置許可など、撤去に伴う廃止手続きが必要になります。
こちらは売り手である所有者様のほうで行います。

売却に伴う注意点③(あいまいな取引条件)

いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように行ってこの買取価格になるのか。
売り手にあたる所有者様は売却に関わるケースが初めてのことが多いかと思います。
ここがあいまいなまま取引を進めていきますと

買い手の都合が優先されたり、買取価格の数字だけが独り歩きしてしまい
トラブルの原因を作ってしまいますので
所有者様の立場からご提案しますと
この5W1Hを明確に優先順位を整理しておくことをお勧めします。

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