発電機の耐用年数について

防災型非常用発電機

法定耐用年数15年 国土交通省官庁営繕基準30年


法定耐用年数 15年 
国土交通省官庁営繕基準 30年

減価償却が認められる法定耐用年数とは
あくまで簿価上における15年償却の考えであり

実際の整備状況により、機械寿命は異なります。

費用対効果を考慮した買い替え(更新)目安は20~25年です。

このページは
建物に設置されています非常用発電機について記載しています。

持ち運びの可搬型発電機
ハンドキャリーできるガソリン式発電機は触れていませんので
ご了承ください。

非常用発電機の耐用年数に関するよくあるご質問

非常用発電機は「いつまで使えるのか?」
非常用発電機は「いつから使えなくなるのか?」

このようなご質問を多く頂きます。

非常用発電機の耐用年数として
使用頻度に関わらず現実的な目安は20~25年です。

その理由をこのページではまとめています。

ご質問を頂く背景には
建物(40~50年)と発電機(20~25年)の耐用年数が異なることがご質問の背景に多くあります。

定期点検時に故障しており動かないと指摘を受けた
消防負荷試験を行う指導を受けたが発電機が正常に動くか心配
負荷試験後に不具合が見つかった
など

設置から20~25年経過した発電機の修理か更新か悩まれているご相談が主になるため
補修部品をメーカーが生産継続しているかが、修理か更新かの
大きな分かれ目になります。


発電機の耐用年数に起因する基幹構成部品



発電機は大きく分けて3つの部品から構成されています。

パッケージ(制御を含む全体の設計)
エンジン(内燃機関)
発電機(内燃機関の動力を電気に転換)

発電機 耐用年数

すべて同じメーカーで作られているものもありますが
多くは別々のメーカーによる基幹部品で構成されます。

非常用発電機も年々性能が上がっており
モデルチェンジに伴い、旧型モデルの補修部品は生産終了を迎えます。

この中で、制御盤の中にある制御基板の生産終了が最も早く
平均して15~20年で補修部品の入手が出来なくなります。

制御の他にもそれぞれの部品ごとに
期待寿命があり、この時期を超えると発電機が始動できない
などの不具合症状が年数と共に現れます。


非常用発電機のランニングコストが上がる時期

バスタブ曲線(故障率曲線)は普段動かす機会が少ない
非常用発電機にも当てはまります。

バスタブ曲線(故障率曲線)とは
どのような機械でも一定の確率で故障が生じ、経年劣化とともに
故障率と故障する部品点数が増える時期を迎えます。

発電機耐用年数 バスタブ曲線

非常用発電機は20年を超過しますと故障の発生確率が増加します。

このタイミングになりますと、不具合原因を直すランニングコストが飛躍的に上がります。

要因は、主要部品の想定寿命がおおよそ15年前後であり
未整備期間が長いものほど周辺機器の摩耗劣化も広く進みます。

一番大きな問題は、20年経過した非常用発電機

制御基板など専用部品がすでに生産終了をしている場合が多々あり

その場合には修理をしても完全には直らないため
修理のご選択は出来なくなります。


非常用発電機の寿命を延ばす(耐用年数を延ばす)には


予防保全整備が重要になります。

予防保全整備とは

非常用発電機は、その用途から

稼働時間が少ないため走行距離の少ない車のようなイメージがありますが
制御盤には常に商用電流が流れており、摩耗劣化します。

また機械ものは常に動かしている方が機器状態を良好に保つには望ましく
非常用発電機は普段動かす機会が少ないため、各消耗部品の期待寿命をみて
事前に消耗部品の交換整備をしなければ

品質の劣化した消耗部品が周辺機器の摩耗を早め
結果として発電機本体の寿命を縮めます。

発電機耐用年数

最低限オイル・冷却水・フィルター類を定期的に交換する

年数が経過していますので、最低でも1年に1回の基本整備を必ず行います

非常用発電機

上の写真は長期間整備をしていない非常用発電機のオイルです。

左が新しいオイル、右が古いオイルです。

非常用発電機は月に1回程度の5分程度しか試運転をしていませんが
オイルはこれだけ汚れています。

写真では分かりにくいのですが、粘度も無くなっているため
エンジンを保護する役割が出来ていません。

非常用発電機の動力源であるエンジンを保護するオイルは
使用頻度に関わらず、時間の経過と共に経年劣化をします。

発電機

オイルや燃料の品質劣化は、白煙や黒煙が止まらないなどの
深刻な不具合症状にまで発展します。

非常用発電機の電装部品は入手できるうちに交換しておく

非常用発電機


非常用発電機は停電感知からの自動起動~復電後の自動停止を
すべて人の手による手動ではなく自動制御で行っています。

それをコントロールしているのはメイン基板と呼ばれる制御基板です。
制御基板や充電器、AVRは製造から15年前後で生産終了を迎えます。

現状は故障をしていなくとも、12年を経過したら交換が推奨されます。
使っていなくとも、普段から制御基板には電流が流れており負荷を受けています。

商用電源から制御基板を経由し
停電や火災時に発電機が自動始動できるように待機するためです。

入手できなくなる前に交換しておくことで修理できる期間をコントロールし
寿命を延ばせます。


長期間整備をされていない非常用発電機

設置から20年以内であっても
経年劣化した箇所から不具合が生じ正しく作動しません。

普段動かすことが少ない非常用発電機には
各部品の期待寿命を超過する前に年に1回の点検整備を施し
重大な不具合が生じるのを予防します。


予防保全整備と事後修理(壊れた時に修理する)の違い


予防保全整備
消耗品の寿命を迎える前に交換整備を行い、重大な不具合発生の要因を取り除きます。

年に1回予防保全整備をしていますと
点検している非常用発電機の補修部品入手可能時期を共有でき、機器寿命を延ばせます。

例えば、設置から15年を経過した非常用発電機があり
予防保全の一環で、調達可能期間内に制御基板を交換しておきますと
制御基板の期待寿命12年が加わり、結果寿命が延びる考え方です。

事後修理
新設後は何も整備をしていなくても、蓄電池(バッテリー)を除けば
10年前後は不具合や問題が顕在化しないケースが多々あります。
この間は整備費用は要していません。

しかし
経年劣化と共に水漏れやオイル漏れ、動かないなどの症状が現れた際

錆止め効果が失われた冷却水が原因でラジエター本体を腐食した
劣化した燃料が固着して燃料噴射バルブの分解を必要とした
蓄電池を交換したが充電器が故障~充電器の生産が終わっていた

など顕在化するまでの期間が長いほど、周辺機器の摩耗も進み
想定外の修理費用や、最悪の場合は直せない環境にまで至ります。


ここまでのまとめ

非常用発電機には使用頻度に関わらず構成部品の期待寿命がある

予防保全整備をすると発電機の耐用年数を延ばせる

旧モデルの補修部品はいつか生産終了を迎える

補修部品が調達できなくなると、非常用発電機の不具合は修復できなくなります。

いつが適正?修理か更新(入れ替え)かのターニングポイント

設置から20~25年を経過している非常用発電機のご相談で
お客様と判断基準についてお話しています一例をあげます。

相談事例【エンジン側に不具合がある・制御関係は生産終了している】

今後も非常用発電機を20年以上使われたい場合


更新(入れ替え)をお勧めします。
今後20年に要するランニングコストと部品調達リスクから更新の方が
費用対効果が高いためです。

弊社サービスでは、どんなに古くても非常用発電機を下取りします。

そのため、更新時に掛かる産廃処分費のお客様負担は0円になります。

加えて、下取り評価をお付けしますので
実質的に新品価格の値引きサービスになります。

消防法の改正に伴い、非常用発電機の点検整備においての重要性も増す中
負荷試験後の故障リスクと整備を含めたランニングコストは古い機器ほど不利になります。

発電機 耐用年数

ビル建替までなど非常用発電機は5年程度の時間を稼ぎたい


条件付きで修理をお勧めします。
修理する内容により費用対効果が変動しますが
お客様の予算内で直せる内容でありましたら、修理と予防保全整備で持たせることは可能です。

5年の間に基板が故障しても直せるモデルもあります。

ここで条件付きとは
故障した箇所を直しても、現在故障がない部品も近い将来
故障をする可能性は高く、部品入手が出来ない場合は完全修復ができない
リスクを承諾することが前提となります。

非常用発電機に限らず、古い機械は経年劣化と共に
次々と修理費用がかさみます。

外国エンジンや30年以上を経過した発電機になると
修理のコストメリットより更新した機器を移設した方が安価となる場合もあります。

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納入後も年次点検と整備、負荷試験含め万全のアフターサポートをお約束します。

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古くなり整備費用が掛かる発電機
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北海道 東北 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 関東 東京 神奈川 埼玉 千葉 茨城 栃木 群馬 北信越 山梨 新潟 長野 富山 石川 福井 中部 愛知 岐阜 静岡 三重 関西 大阪 兵庫 京都 滋賀 奈良 和歌山 中国 鳥取 島根 岡山 広島 山口 四国 徳島 香川 愛媛 高知 九州 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島

発電機メンテナンスと買い取り実績 メーカー

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ヤンマー

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東京電機

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三菱電機

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三菱重工

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明電舎

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コマツ/小松製作所

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日立

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東芝

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デンヨー

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北越工業/AIRMAN

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西芝電機

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西日本発電機/ニシハツ

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富士電機/フジ電機

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エネサーブ

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新潟原動機

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キャタピラー/CAT

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ボルボ/Volvo

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三井ドイツ

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カミンズ

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デンセイ・ラムダ

発電機メンテナンスと買い取り型式の一例

YANMARAL20,YAP,AP,YAGシリーズほか
東京電機TKGP,TQGP,TMGP,THGPシリーズほか
三菱重工PG,S16,S12,S6,PTA,MGPシリーズほか
明電舎ZXM,E-AFシリーズほか
KomatsuSA6,SA12,S6,S12シリーズほか
HitachiBDE,BLDE,BHDE,QDE,QLDE,QHDE,KDE,KLDE,LHDE,JPほか
DENYODCA,LSE,USE,LSB,LS,SP,ES,TLG,DLGほか
AIRMANSDGシリーズほか
西芝電機NPF NTAKLシリーズほか
ニシハツPX,MSR,KSR,VSR,HX,YSR,ESRほか
富士電機GFVシリーズほか


古い発電機・故障した発電機・動かない発電機も買い取りします


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古くても、壊れていても
これまで大切に使われてきた発電機

想いと共に積極的に買い取りをさせて頂きます。

一台でも多くの発電機
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