発電機マメ知識
TRIVIA
2020.12.02
急にルールが変わる海外の輸入規制と発電機買取相場への影響
- 中古発電機のマーケット
新興国は突然、関税や輸入規制が変わったりする
新興国では政権交代や、大統領が変わる、絶対君主の意向により
ある日突然、中古機械の輸入ルールが変わる場合があります。
実際にありました事例を挙げると
選挙により大統領が変わったスリランカでは
年末の12月31日と年始の1月1日からでルールが激変しました。
予告もなしに翌日から輸入規制のルールが変わった実例もあります。
現地の人も知らないため、当たり前ですが大混乱を来します。
想定以上の影響が大きかったため、現地で「いま港についているものはOK」や
「何月何日までにシッピングしたものまで」など細かな調整が追加アナウンスをされていました。
遠く日本でその情報をキャッチするまでのタイムラグによって、対象機械のある日本の相場も暴落します。
中古発電機の買取相場も影響を受ける
発電機の場合も同様で
産業機械の輸入関税ルールが変わると、そこに発電機が含まれるのか否か
対象になった場合のインパクトは同じように相場下落に繋がります。
日本国内の相場に最も影響をあたえたのがロシアと中古車の関係です。
日本の中古車を最も輸入していたロシアが、関税比率と対象年式(7年⇒5年)を変更した事で
新車から5~7年落ちの中古車相場が、大きく下落をしました。
そして、これらの規制は元に戻ることはなく、その後は5年以内の年式でも関税率は上がり
原油価格の下落、ルーブル安などの要因も重なって、下落前の相場には戻らないままになりました。
産業機械や中古機械では
日韓関係の悪化から、中古機械の輸入規制を韓国側で強めた結果
ベトナムや台湾、フィリピンなどへ輸出する中古機械相場も全体的に下がりました。
競りに参加しているプレーヤーの数が減れば、落札価格が下がるのと同じで
韓国が相場をけん引していた、吊り上げていた高年式の機械を買わなくなると
その機械だけではなく、低年式の機械にまで波及して相場が下がります。
大きな発電機ほど売り時を逃してはいけません
撤去工事が必要になる設置型の大型発電機や非常用発電機は
売り時を逃してしまうと、万が一規制の変化により値段が付かなくなってしまった場合
所有者様は撤去費用や処分費を丸々負担しなければならなくなってしまいます。
大型発電機の場合、全体工程があっての予算計画を組まれますので
タイミングのコントロールは難しいですが
ベストのタイミングはいつも相場のある(需要がある)今が売り時とお答えしています。
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