発電機マメ知識
TRIVIA
2020.12.01
発電機・非常用発電機買取の海外ニーズ
- 中古発電機のマーケット
日本で役目を終えた古い発電機や壊れた非常用発電機でも
弊社ではリユースとして買取評価を付けられます。
古い発電機や用途が限られる非常用発電機を買取できる背景
電力インフラが不足する新興国では
日本では考えられない頻度で停電が起きます。
地方だけではなく首都であっても
日中の気温が上がると消費電力が上がり停電が一日に何度も発生することも。
新興国の電力インフラ
長年に渡り政治が安定し
狭い国土の中で都市部から地方まで隅々に至る電力インフラが充実している日本は
万が一の停電が起きても
大規模災害を除き、数時間から数日の期間で電力は復旧をされます。
政治が安定していない、資金が足りないなどの新興国では
過去の内戦など、国による様々な事情から電力インフラの整備に
多くの課題を今も抱えています。
発電機の需要は必然的に高くなります。
日本では
大きな工場や商業施設などで電気料金より安価になる
自家発電が普及した時期もありました。
石油価格の上昇や電力小売り自由化により、自家発電のコストメリットが乏しくなったなか
経年劣化した発電機のメンテナンスコストをみた場合
電力の切り替えや、発電機の入れ替えなど、日本は選択できる幅が多くあります。
自国で発電機を製造しているモノづくり大国の日本という利点も大いに寄与しています。
一方の新興国では
インフラ構築にかかる時間とコストから
発電機の需要は大型発電機、非常用発電機ともに存在します。
需要があっても非常用発電機買取のリユース市場が広がらない理由
日本では古くなったり、故障をして修理費用が高くなるため不要となった非常用発電機が
中古市場で売買が活性化しないのには理由があります。
電力インフラの乏しい海外でも需要はあっても
だれが「中古発電機」として売っているかは大きな問題です。
大型発電機は設置場所から外してしまうと
輸送から組立まで、売り手側に多くのサポートを要します。
非常用発電機もその特殊用途であるが故に
メンテナンスレポート、どの箇所が壊れているのか、売り手側で補修部品のサポートはできるのか
この点が最低限完結していないと
「中古発電機」として新興国は購入をためらいます。
現地で直せなければ、中古発電機ではなく、部品取りやスクラップになってしまうため
大きな損失になるためです。
ロジエイティブでは海外ユーザーとの深い信頼関係と
メンテナンスノウハウの共有、部品供給のサポートをもとに高いリピート率と商品化率を実現しています。
現地で新品販売されている発電機
新興国でも新品の発電機は販売されています。
旧宗主国の欧州をはじめ、中国製や韓国製、ASEANで製造した日本メーカーなど
可搬型から大型の発電機まで販売をされています。
日本製と比較し海外メーカーは価格も半値以下で流通をしているため
新品販売では圧倒的に中国製・韓国製メーカーが現地ユーザーの購入対象になります。
中国製・韓国製発電機の現地評価
新品を日本メーカーの半値以下で購入しても
発電機の耐久性や信頼性は日本の中古機械の方が高いのが現地の人が持つ概ねの評価です。
発電機は生産活動に関わる用途が多くあるため
耐久性や故障発生に懸念がある発電機は敬遠されます。
古くても耐久性の優れた日本製はこの点で高い評価を得ています。
変化する海外のリユース市場
発電機に限らず、中古の機械は現地輸入規制への変化に対応していくため
価格や需要に大きな影響を受けます。
高年式の中古機械を輸入していた韓国が
昨今の日韓関係悪化により輸入規制が強化され、全体相場が下がることは珍しくありません。
また新興国でも徐々に自国経済に力が付いてくると
自国産業と環境保護を目的に、製造年を厳しく引き上げる規制のルール変更があります。
据付型の大型発電機や非常用発電機は
海外現地に届ける前に、日本国内での撤去工事~特殊車両による運搬~コンテナ積みのコストが加わります。
海外への販売力だけではなく、国内での商品化までに至るノウハウとコストにより
リユースは実現します。
売却・処分をご検討されるとき
「いつのタイミングが適切か」ご質問を受けますが
海外の規制は日々変わっていきます。
そのため「市場があり売れるとき」が最良のタイミングであるとお伝えしています。
使われなくなった発電機は処分される前に是非買取のご相談を下さい。
専門会社によるリユース買取を実現します。
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