発電機マメ知識
TRIVIA
2020.12.01
発電機にまつわる50hzと60hzの違い
- 発電機の性能・構造
設置型・据置型発電機に関連する周波数hz(ヘルツ)とは
電気には直流と交流があります。
電力会社から供給される電気は交流です。
電池で言えば、プラス極とマイナス極をイメージすると
1秒間にこのプラス極とマイナス極を入れ替わっている回数を周波数と呼びます。
日本では周波数が東日本と西日本で分かれています。
南は静岡、北は新潟を境に東日本(50hz)西日本(60hz)に分断されます。
成り立ちとして
明治時代まで遡りますが
電力会社である、東京電燈と大阪電燈でそれぞれ採用した
発電設備がドイツ製(50hz)とアメリカ製(60hz)により
設備に合わせる形でエリアによる周波数が分けられました。
Hzが変われば電圧(V)も変わる
据付型の非常用発電機を50Hz地域で使用していた場合、例えば低圧仕様の電圧は200Vか400Vになります。
60Hz地域で使用する場合には、200Vは220V
400Vは440Vへの設定変更が必要です。
家電製品など出力容量の小さいものは内臓されているインバーターにより
どちらで使っても支障が出ないように作られています。
非常用発電機など、災害時に大きな動力を動かす目的に作られた機械は
あらかじめ設置される地域の周波数に即した設計をしています。
持ち運び可能な可搬型発電機の場合
50Hzと60Hzの切り替えスイッチがあらかじめ設計されています。
建物に設置する非常用発電機は周波数変更可能か
もともとの設計思想に
設置した非常用発電機が周波数の異なるエリアに再設置したり
海外での使用や、再流通をすることは考えられていないため
周波数の切り替え機能は備わっていません。
東京で使っていた非常用発電機を、年式が新しいからそのまま大阪で使う事は
周波数が合わないため、設置できませんのでご注意下さい。
周波数の変更には
商用電源とつないだ後に周波数を変えるの仕様変更の工事を行います。
一般的な非常用発電機の仕様変更の工事価格は30~50万円程度を要します。
高圧の大型発電機・非常用発電機の買取評価
低圧に比べ高圧(3300~6600V)の発電機は、同出力の場合、新品価格は低圧より高くなりますが
発電機買取の場合、低圧の方が価格が上がります。
電力供給が不足している需要国では、高圧を受けるインフラが足りないためです。
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