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発電機マメ知識
TRIVIA

2020.12.03

防災型非常用発電機・自家発電設備の出力容量計算

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防災用の非常用発電機には消防法に基づく出力容量計算が必要

 

出力容量の考え方として

防災型非常用発電機に紐づいている負荷設備(消火栓ポンプやスプリンクラーなど)が

火災時に正しく起動できる容量を満たしているかを裏付ける計算式です。

 

一般用負荷の容量計算と異なる点は

消防法の計算では、火災時に消火栓ポンプやスプリンクラーが同時起動する前提のうえ

設置する非常用発電機が容量を満たしているかとなります。

 

そのため防災用途の非常用発電機の方が

一般用負荷に比べて出力容量に余裕を持たせた計算になります。

 

一般負荷(防災用以外のバックアップ電源)のみに使う場合の容量選定は

お客様任意の設置となるため、起動のタイミングをずらしたり

必要最小限の負荷に絞るなど容量を節約することができます。

 

非常用発電機と接続できる防災負荷

 

消火栓ポンプ

スプリンクラー

非常用エレベーター

非常用照明

防災用排煙機

 

消火栓ポンプはモーターの始動方式の確認が必要です。

じか入れ式、スターデルタ、トップランナーかを確認します。

始動方式により容量選定が変わります。

 

自火報設備は非常用発電機に接続できない

 

自火報設備は

すぐに火災を知らせる用途から、内燃機関を使う非常用発電機には

始動まで10~40秒の時間を要するため除外となります。

 

非常用発電機の入れ替え(更新)時の注意点

 

非常用発電機の入れ替え(更新)をご検討されるお客様の多くが

建物竣工当初に設置されている非常用発電機を入れ替えるケースが大半です。

建物の耐用年数と非常用発電機の耐用年数が異なるため

20~25年を経過した非常用発電機は、重大な故障や補修部品の調達が出来なくなるなど

安全上の観点からも入れ替えを計画されます。

 

設置当時と現在では出力容量の計算式が異なります

 

消防法の改正に伴い出力容量の計算式はシビアになっています。

25kvaの非常用発電機を設置している場合

現在の消防法に即した容量計算を行うと、多くは30~35kvaの容量選定になります。

詳しくは非常用発電機に接続されている防災負荷により変動をします。

 

設置している基礎寸法が足りなくなる恐れもある

 

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発電機の容量が大きくなると、パッケージサイズも比例して大きくなります。

設置場所によっては基礎寸法が足りない場合が出てきます。

 

今後更新される消火栓ポンプはトップランナー方式が主流

 

多くの非常用発電機は建物竣工当時に設置されたものです。

消火栓ポンプも同じタイミングで設置されています。

 

消火栓ポンプも老朽化をしている場合には

消火栓ポンプのモーター始動方式も新しいものはトップランナー方式に

シフトチェンジをしています。

 

トップランナー方式は

モーターを動かしている時は省電力ですが始動時に大きな電力を必要とします。

 

防災設備も同じように老朽化が進んでいるため、少なくともあと20年以内には

防災設備の更新が考えられます。

 

消火栓ポンプなどモーターで動かす設備の更新には

今後、始動方式が「じか入れ方式」から「トップランナー方式」にかわるため

容量に余裕を持たせた選定が必要となってきます。

 

 

屋内設置の非常用発電機の場合

 

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屋内設置の場合には

非常用発電機の出力容量が大きくなる⇒選定する発電機によっては

パッケージサイズが離隔を取れなくなる場合が出てきます。

この場合はパッケージタイプではなく、オープンタイプに変更をして対応します。

 

出力容量が大きくなるのは、屋内換気量の問題も出てきます。

屋内換気量が足りない場合は

防火扉の形状変更や換気扇の設置など、発電機室の改修により対応をします。

 

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