発電機マメ知識
TRIVIA
2020.12.03
【非常用発電機】いつが買い替え時?
- その他
非常用発電機には耐用年数を超えると費用対効果が悪くなる
非常用発電機の寿命
エンジンとジェネレーター、制御盤から構成される非常用発電機は
各構成部品の期待寿命を超えない中で交換メンテナンスをしていれば
機器状態を良好に保ち、30年でも40年でも利用はできます。
機器寿命とは別の観点で、費用対効果が悪化または現実的に使えなくなるタイミングが訪れます。
維持管理の費用対効果が悪化するタイミング
メンテナンスをしっかりしていれば、長く使える非常用発電機も
補修部品のメーカー生産が終了してしまうと費用対効果は悪化します。
メーカーが補修部品の生産を終了するタイミングは
メーカー毎、機種ごとにそれぞれ事情が異なります。
パッケージメーカーの場合
非常用発電機の市場から撤退や競合他社に買収をされると
パッケージメーカーで設計をしている、制御基板などの電装品が入手困難になります。
この他には、新しいモデルチェンジを繰り返す中で
古いモデルの補修部品は生産終了を迎えます。
エンジンメーカーの場合は
パッケージメーカーの部品供給より比較的長く部品供給が行われますが
やはり古くなってきますと、ウォーターポンプなど大きな部品から順次入手が困難になります。

ウォーターポンプユニット
流通量の少ないエンジンはこれより早く、部品供給の終了を迎えます。
補修部品が入手できる間は修理ができますが、制御側の入手を出来なくなると
エンジン側をメンテナンスしても、制御側の故障を直せなくなるため
メンテナンスの費用対効果が失われます。
補修部品の調達期間を把握するには
1年に1度定期的に予防保全整備を行うことで、部品供給の終了時期を早く知ることができます。
部品供給の終了が分かった段階で、早めに対象部品の交換をしておくことで
機器を使う時期を延ばすことができます。
既に部品供給終了の箇所が故障している場合には
完全修理が出来ない状態にあるため、入れ替え(更新)を早期にご計画頂くことになります。
お客様の事情には
更新は2年後にしたいなど、あと数年は何とか持たせたいご意向も承ります。
セルモーターやラジエーターなど、部品供給が終わっていてもオーバーホールで直せるものもあります。
基板関係も箇所により直すことができます。

制御基板
総合的には
非常用発電機は20~25年周期で更新をされる方が、事後修理の費用は圧縮できます。
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非常用発電機の更新(入れ替え)
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