発電機マメ知識
TRIVIA
2024.12.13
大型発電機撤去工事でアスベスト対応が重要な理由
- 発電機の設置・撤去工事
- アスベスト
- 相談解決事例
リユースとスクラップで異なる法令対応

大型発電機の撤去工事では、近年「アスベスト対応」がこれまで以上に重要になっています。
その背景には、アスベストが使用された建物や設備の老朽化が進み、解体・改修工事が増えていることがあります。
1975年には吹付けアスベストの使用が制限され、2006年には製造・使用・輸入が全面禁止となりました。その後も大気汚染防止法などの改正により、事前調査や適正処理に関する運用基準は年々厳しく見直されています。
現在では、
「知らなかった」「今までこの方法で処分していた」
では済まされない時代になりました。
大型発電機の撤去でも、担当者様は法令に沿った処理方法を事前に把握し、適切な撤去方法を選択することが求められています。
しかし、ここで知っていただきたいことがあります。
実は、すべての撤去工事が同じアスベスト対応になるわけではありません。
スクラップ処分では分解・分別が前提になる

大型発電機をスクラップ処分する場合は、設備を資源として再利用するために分解・分別を行います。
そのため、
エンジン・発電機の分解
油脂類の抜き取り
冷却水処理
金属ごとの分別
配管ガスケット
断熱材
ラッキング材
など、アスベストが含まれている可能性のある部材についても適切な調査・処理が必要になります。
年々厳しくなる法令に対応するためには、担当者様も従来以上に事前準備や管理体制を整える必要があります。
リユースでは法令対応の考え方が変わる
一方、リユースは発電機を設備として再利用します。
つまり、
発電機を壊すことが目的ではありません。
できるだけ分解せず、発電機をそのまま設備として搬出します。
そのため、
エンジン
発電機
燃料タンク
など、パッケージ内部に収められた機器はスクラップ処分のような分解作業が不要になります。
この違いにより、
スクラップ処分で必要となる産業廃棄物処理やアスベスト関連作業を大幅に減らせるケースがあります。
ただし建物側設備は従来どおり調査が必要

ここは誤解されやすいポイントです。
リユースだからといって、
アスベスト調査が一切不要になるわけではありません。
例えば、
煙道配管
ラッキング(断熱材)
建物側の保温材
など、建物側設備については再利用できません。
そのため、
施主様または元請会社様において、
撤去工事前までに従来どおりアスベスト調査や必要な手続きを実施していただく必要があります。
対象範囲が狭くなることが担当者様の大きなメリット

リユースのメリットは、
アスベスト対応がゼロになることではありません。
重要なのは、
対象範囲を限定できることです。
スクラップ処分と比較すると、
分解工程
アスベスト処理対象
産業廃棄物
工程数
管理項目
を減らせる可能性があります。
その結果、
担当者様の管理負担や工事費用、工期への影響も軽減できるケースがあります。
ロジエイティブがご提案すること
当社では、最初からスクラップ処分を前提にご提案することはありません。
まず、
リユースできる発電機なのか。
ここから判断します。
リユースが可能であれば、
撤去工事費
リユース価値
産業廃棄物処理費
アスベスト対応範囲
工期
安全性
まで含めて総合的に比較し、担当者様にとって最も負担の少ない方法をご提案します。
年々厳しくなるアスベスト法令に対応するためにも、
「処分方法を決めてから工事を考える」のではなく、
撤去方法そのものを最適化すること。
これが、これからの大型発電機撤去工事で最も重要な考え方だと私たちは考えています。
担当者様が最も費用対効果の高い方法を選択できるようご提案しています。
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