発電機マメ知識
TRIVIA
2020.12.02
大型発電機・自家発電設備の売却/買取が進みにくい理由
- 中古発電機のマーケット
大型発電機・自家発電設備の売却/買取は売り手も買い手もリスクが大きい
最終ターゲットは新興国の需要
大型発電機、自家発電設備の売買においては
最終ターゲットは日本国内ではなく、需要のある新興国が中心になります。
現地では、工場や大型設備、売電事業者などが購入のエンドユーザーになります。
事業用として購入する以上、衝動買いはなく、用途や仕様、コンディションなど
日本で発電機を販売する会社との深い信頼関係が無ければ、彼らも買いません。
彼らにとって発電機本体の価格は中古として魅力的であっても
撤去工事に係る費用から輸入コスト(輸送費や関税)のトータル費用は決して安いものではないため
慎重に判断をします。
そのため専門性の足りない会社からは購入をしないのが原則です。
専門性に乏しい会社は時間と情報拡散のリスク
撤去工事の積算、買取価格の算出に至るまでノウハウが無ければ
自分でリスクを負って買取の見積もり提示は出せません。
興味のあるバイヤーを連れて現地確認をする案内役をしています。
しかしそれでは名前の知らないバイヤーに委ねることになり
確実に売却できるか不確定のため
いたずらに時間と情報流出のリスクのみを抱えることになります。
大型発電機・非常用発電機の買取には業者間オークションの流通市場がない
中古車の査定・売買がスピーディーに出来る主な要因には、オークション会場の役割が大きくあります。
オークション会場とは
加入資格をもった古物商事業者が集まり、オークション会場へ持ち込んだ
中古車に対して、オークション検査員が修復歴や外装を検査しセリに並びます。
会場により異なりますが入札形式やオークション形式でせり上がり
最も高い買い手が決まります。
業者間オークションの仕組みができたことで中古車の流動性は劇的に変化をしました。
可搬式発電機(運搬できる発電機)の市場流動性が高いのも、このオークション会場で売却出来るためです。
大型発電機や自家発電設備がオークションの流通経路に乗らないのは
オークション会場への受け入れが物理的に出来なく、買い手も少ないことが相場形成以前の問題にあるためです。
大型発電機・自家発電設備の査定回答には圧倒的なリピート率が左右する
専門性の高い大型発電機や自家発電設備は、需要国で据付したあと
長い年月をかけてメンテナンスをしながら大切に使われます。
弊社は取引実績のある現地顧客より、アフターパーツの取り寄せ要望にも応えることで
安心して購入を続けられる環境を提供しています。
現地需要客にとり、メンテナンスのパーツ供給に不安解消できるパートナーには
安定した取引のもと、必然的にリピート率は高い状態を維持できます。
大型発電機や自家発電設備は、リピート率の高い環境下のもと
撤去工事のノウハウと合わせて、迅速な査定回答と幅広い商品化を実現できます。
発電機に専門特化したロジエイティブのサービス
非常用発電機の更新(入れ替え)
弊社は発電機の買取サービスを通し、撤去・据付工事を多数行っており
スケールメリットをお客様へ還元できます。
代理店や専門外の設備業者に比べ平均50万円前後の工事費削減ができます
非常用発電機の修理・メンテナンス
国際ディーゼルエンジンはメーカー問わず全て修理対応いたします。
弊社取引先は上場企業~大手チェーン店様、ビル管理会社様など
多種多様な業種から直接のご相談と依頼を頂いており、業態に即した最適なご提案が可能です。
納品後も年次点検や予防保全整備、負荷試験を含め万全のアフターサービスをお約束します。
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更新に伴う既設の非常用発電機はいかなる状態でも100%の買取保証。
産廃処分費のご負担(平均10~50万円)の解消と下取り評価を合わせて50~100万円のコスト削減が可能です。
産廃処分・廃棄される前に発電機の搬出・買取査定を行います
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発電機買い取りの事例