発電機マメ知識
TRIVIA
2026.08.07
大型発電機撤去工事の進め方|愛知県某サッカースタジアム相談解決事例
- 相談解決事例
大型施設の発電機撤去工事で重要なのは「工事」ではなく「プロジェクト全体」の成功です

大型施設の発電機更新では、撤去工事そのものよりも、その前後の工程管理や安全管理が重要になります。
施設利用への影響を最小限に抑えながら、複数の工事会社と工程を調整し、決められた期間内で確実に工事を完了させなければなりません。
今回ご相談いただいたのは、愛知県某サッカースタジアムの非常用発電機撤去工事でした。
大型イベントが開催される施設という特性上、工事日程には厳しい制約があります。
さらに本工事では、撤去工事とは別に、新しい発電機を設置するメーカー工事も同時進行となるため、工程全体を見据えた計画が求められました。
当社が最初に考えたのは、「どのように撤去するか」ではありません。
担当者様が安心して社内調整を進められる環境をどのようにつくるかでした。
現地調査後、見積書より先に工事概要を資料化

現地調査では、
発電機本体だけではなく、
搬出ルート
地下駐車場の高さ制限
揚重位置
搬出口
重機進入経路
安全対策
設備との干渉
などを一つずつ確認しました。
そして現地調査終了後、見積書を提出する前に現場確認内容を整理した資料を作成し、お客様へ提出しています。
その目的は、
「この条件を前提として積算を進めます。」
という認識を双方で共有することです。
大型施設では、現場条件の認識違いが後の工程変更や追加費用につながる場合があります。
そのため当社では、見積金額だけではなく、現場条件も資料として共有し、お客様と同じ認識で工事を進めることを大切にしています。
担当者様が社内説明しやすい資料づくり

大型施設では、一人の担当者だけで工事が決定することはありません。
上司への説明
社内承認
工程調整
施工会社との打ち合わせ
施設側との調整
など、多くの関係者が関わります。
そのため当社では、現場写真や配置図を活用しながら、
どこで
何を
なぜ
どのように施工するのか
を分かりやすく整理した資料を提出しています。
担当者様が社内説明でそのまま活用できる資料づくりも、工事品質の一部だと考えています。
搬出工程は「重機を増やす」のではなく「役割を分ける」

今回の現場は地下発電機室からの搬出となりました。
地下空間では、作業環境に応じて使用する重機を適切に選定しなければ、安全性と作業効率の両立はできません。
当社では、一台の重機を現場全体で使い回すのではなく、それぞれの作業導線に合わせて役割を明確に分担しました。
発電機室内では、排気ガスが充満しないよう2トン電動フォークリフトを使用し、室内での搬送を担当しました。
地下駐車場では、重量物を安全に運搬車へ積み込むため、揚重能力に優れた大型ディーゼルフォークリフトを配置しました。
さらに発電機本体の横引きには、油圧コロとチルローラーを使用し、重量物を安全かつ確実に搬送しています。
それぞれの重機が担当する範囲を明確にしたことで、
重機待ちによる作業停止
不要な移動時間
設備との接触リスク
を抑えながら、効率的な搬出工程を構築しました。
重機が現場内を頻繁に移動するほど、時間ロスや接触事故のリスクは高まります。
だからこそ、当社では**「重機をどう動かすか」ではなく、「重機を動かさなくて済む工程」を設計**しています。
工期短縮は「急ぐこと」ではなく「工程を設計すること」

工事着工前、施設側の都合により当初予定していた工期は約一週間短縮されることになりました。
大型施設では、このような工程変更は珍しいことではありません。
しかし当社では、各重機の役割分担や作業導線を事前に整理していたため、大きな混乱なく工程を再構築することができました。
結果として、
施設側から短縮を求められた工程を守るだけではなく、
当初契約していた工程よりもさらに約一週間早く工事を完了しています。
これは作業員に無理をさせた結果ではありません。
重機配置
搬出経路
待機時間の削減
安全対策
作業導線
これらを見直し、工程全体を最適化した結果です。
当社では、工期短縮とは単純に作業を急ぐことではなく、
安全を維持しながら工程全体を最適化することだと考えています。
工事品質は現場へ入る前に決まる

大型発電機撤去工事では、工事当日よりも事前準備の方が重要になる場合があります。
現地調査
搬出計画
安全計画
重機計画
工程表
施工手順
これらをどこまで具体化できるかが、工事品質を左右します。
現場で考えるのではなく、
現場へ入る前に考え切ること。
これが、安全性と納期を両立するために重要だと考えています。
ロジエイティブが提供する価値

大型発電機撤去工事では、工事当日だけが重要なのではありません。
担当者様は、
社内説明
予算確認
工程調整
施工会社との打ち合わせ
安全管理
施設との調整
など、多くの業務を同時に進めています。
今回のご相談でも、現地調査後すぐに確認資料を作成し、現場条件を整理したうえで積算を進めました。
さらに工事段階では、各重機の役割を明確に分担し、重機待ちや不要な移動をなくす工程設計を行うことで、安全性を維持しながら工期短縮も実現しています。
工期短縮とは、単純に作業を急ぐことではありません。
現場全体を俯瞰し、
人・重機・搬出経路・施設運営まで含めて最適な工程を設計することです。
ロジエイティブでは、撤去工事だけではなく、
資料作成
工程設計
安全計画
社内説明の支援
まで含めて担当者様をサポートしています。
工事を完了させることだけでなく、担当者様の仕事を成功へ導くこと。
これこそが、当社が提供できる価値と考えます。
大型施設の発電機撤去では、工事品質だけではなく、担当者様が社内調整を進めやすい環境を整えることも重要です。
ロジエイティブでは、現地調査・資料作成・工程設計・安全計画まで一貫して支援し、工事を完了させるだけではなく、担当者様の仕事を成功へ導くことを大切にしています。

